公儀から「造酒額厳守」の触が出された。前年の不作による米不足を案じ、酒の製造を制限するものだが、これにより酒の値が高騰。商機と見た正紀は、高岡領内の百姓からどぶろくを買い取って藩財政の足しにしようとするが…。