山田珠子は、自閉症を抱える息子・忠男と二人暮らし。庭にある梅の木の枝は伸び放題で、隣の家からは苦情が届いていた。ある日、グループホームの案内を受けた珠子は、悩んだ末に忠男の入居を決める。親子の絆と深い愛を描く。