失恋の痛手から会社を辞めた貴子は、神保町で古書専門の森崎書店を経営する叔父のサトルに誘われ、書店の2階で暮らし始める。サトルやユニークな常連客らと触れ合ううちに、生まれて初めて貴子は本の世界に引きこまれてゆく。